永仁6(1298)年開創の日蓮宗寺院。
文永11(1274)年五月の末、日蓮聖人は小室において善智法印を法論の末に論伏しましたが、善智法印は内心では帰伏に至らず、密かに毒餅をもって日蓮聖人を殺害しようと企てました。
しかしそれを看破されると深く悔い、ついには日蓮聖人に帰依する事となり、修行の間に日蓮聖人の木像をきざみながら妙法蓮華経の御題目を唱える人の壽命長遠を祈り、これを壽命長久の祖師像として勧請して、小室の修験道場を妙法蓮華経の寺に改めました。
すると建治2(1278)年、疫病が流行し甚だ難渋していたところを日蓮聖人の一日一夜の御教化と病難退散の経札によって救われた青柳の里人が、大曼荼羅を授与された事を機縁に一宇を建立することになり、その開山に弟の日全上人が仰がれたと聞いたので、その祖像を弟に与え、壽命山と山号を名づけ、日全上人の阿闍梨名から昌福寺と称しました。
昌福寺は自然に囲まれ、春・夏・秋・冬…と様々な景色が楽しめます。
入口・山門より足を踏み入れ、本堂に続く道は自然に囲まれており、自然を愉しむ事ができます。
お檀家様に限らず、ご葬儀のご依頼をお受けいたします。故人様の生前の宗旨・宗派、お檀家様問わずご葬儀を承ります。日蓮宗の儀礼に則ってご葬儀を執り行わせていただきます。
ご葬儀に関して、段取りのことや費用のこと等ご相談にのりますので、お気軽にお問い合わせください。
「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることが特徴となり、開祖の日蓮聖人は「南無妙法蓮華経」の7文字に法華経全ての功徳が込められていると考え、これを唱えることで信仰できるとしています。南無妙法蓮華経の題目は葬儀の場でも頻繁に唱えられます。
葬儀や法事では亡き人を偲びつつ、感謝の気持ちや自らの命の尊さに目覚めることが大切です。
法要(法事)のご依頼を随時承っております。本院、別院を会場として行うこともできますし、ご自宅あるいはお墓へとお伺いすることも可能です。
また日曜日や祝日は予約が多くなっておりますので、お早めにお問い合わせください。